【梅干しづくり】干し場づくり

       

梅の土用干し

 梅干しをつくるために、土用の丑の日が良いとされているのは、昔からこの時期は、天候が良いとされていたからです。

土用とは、立秋まえの13日間(7月下旬から8月上旬)を示します。

 そのため梅干しをつくるこの時期は、梅の土用干し と言われ、この時期の3日3晩に梅を天日干しを行います。

 

干し場づくり

 稲積梅株式会社では、現在10t以上の梅を梅干しにしています。

 すべて手作業で行われるため、大量の梅を4~7回程度にわけて干します。

 この時期、梅の土用干しと言って、天候が良い日が続きますが、雨天にも対応出来るようビニールハウスを設置し、全天候対応で挑みます。

 7月20日頃2日間で 3軒×15軒ほどあるビニールハウス4棟に屋根をかけ、干し場づくりを行います。

 

1日目

1日目は、梅を干す作業台の設置を行う。

材料は、抜き板、測量杭、バタ角など・・・。

1間(1.8m)ほどのピッチで作業台を設置していく。

 

 

干し場づくり前の様子

 

作業台を製作

 

作業台製作状況

 

作業台設置完了

2日目

ビニールハウスに屋根を設置

15軒(20m)以上あるビニールハウスの屋根を設置する場合、

片方の屋根から順次送り出し作業

その後、風対策の養生紐で結束し終了

 

 

 

20m以上あるビニールを張るのに片側から送り出し

両側一緒に掛け声併せてビニールを設置

 

設置したビニールは、風養生を行う

 

完成した干し場

 

屋根設置後、干し葉にビニールとネットを引く

これで、梅干しの天日干し加工場が完成

 

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